2021/05/18 岐阜
「つなぎ」ってちょっとかっこいい
こんにちは。フォード岐阜の豊田です。
例年より早く岐阜県も梅雨入りしました。30℃にもなる暑い日が続くと思いきや、その後雨の日が続き蒸し暑く・・体力奪われます(>_<)
当店でも一番体力が奪われるのは、やっぱり整備スタッフです。この整備スタッフの制服は「つなぎ」と私たちは言っています。ちょっとカッコいいですよね!でも本当は、暑い日には暑く寒い日には寒いという、なんとも気の毒なことで・・・と思ってしまいます。
なんで暑くて寒いのか?そう、この「つなぎ」の生地の素材は厚く上下一体となっているのです。上下一体ですとズボンがずれたりシャツがめくれたりしません。
整備スタッフはお客様のおクルマを整備するわけですから、傷がつかないようにファスナーは隠れています。ベルトは傷をつけてしまうのでありません。上下一体のウエスト部分は締め付けてないので動きやすいです。
そしてオイルに強い素材です。まあこれが夏には暑い素材なのですが・・・。冬も上着としてチャックなど外に出るものは着れません。寒いので「つなぎ」のなかにトレーナーなど着ています。

ちょっとわかりづらいかもしれませんが、ペンを差すポケットは右腕についており、昔は工具など入れることもあった為かポケットはなんと8個もついています!!もちろんどのポケットにも金具は外に出ないようになっています。
「つなぎ」には
・動きやすい→車は多くの部品で出来ていますので配線修理などの細かい作業からタイヤ交換などの作業いろいろな動きに適しています
・洗濯しやすい→オイル付きの汚い作業着ではお客様に失礼ですから毎日洗濯します
・収納ポケットが多い→昔は工具など入れるためだったようですが今はペンなど入れます
・車に傷がつけにくい→お客様の大切なおクルマを傷つけないように
・やけどやケガから身を守る→狭いところに手を伸ばして作業することも多々あります
・帯電素材→静電気の発生は危ないです
などなどいろいろな条件をクリアした素材を使っており、整備スタッフの快適性は・・もちろん二の次です。(昔よりは快適になっていますけどね)

もちろん足元も危険にさらされるわけで、「安全靴」と言われる爪先に保護キャップが内蔵された靴を履いています。重いのか?と思いきやそうでもないそうです。
昔、日本の自動車整備士の「つなぎ」は白一色だったんですよ。洗濯をしてもオイルのシミは残るということでディーラーなどが目立たない色付きに変えて現在に至っているようです。そういえば白の「つなぎ」の同業者は、今ではほとんど見かけませんね。3年位前にトヨタ系のディーラーがデザイナーさんとのコラボで、ちょっとおしゃれな「つなぎ」にもなりましたよ。
作業着というのは、もともと1840年代アメリカのゴールドラッシュ時代(金を求めて開拓した時代)にでてきた「オーバーオール」がもとのようです。その後、あの有名なDickies社が石油労働者むけのワークウエアとして「つなぎ」を出したとも言われています。いまやDickies社もストリートカルチャーブームにのってファッションブランドとして有名ですよね。
余談ですが、昨年女性ファッションで流行った「サロペット」は作業着の「オーバーオール」がもとになっているんですよ。
服も時代とともに変化しておもしろいですね。
それでも「つなぎ」に身をまとう整備スタッフの暑い、寒いの苦悩は・・・まだまだ続きそう・・。

ということで、実は当店の工場には、数年前にエアコンの風が工場に流れるダクトを取り付けました。夏の暑さはここのところ尋常じゃないですからね。
熱中症にならないように、暑さでボーっとしてミスを起こさないように。
大切なお客様のお車をお預かりしておりますので、環境設備を整えております。
フォード岐阜はFORD認定サービスディーラーとして、整備スタッフもプロ意識をもってお仕事しております。
FORD車のことなら、ぜひ当店にご相談ください。
例年より早く岐阜県も梅雨入りしました。30℃にもなる暑い日が続くと思いきや、その後雨の日が続き蒸し暑く・・体力奪われます(>_<)
当店でも一番体力が奪われるのは、やっぱり整備スタッフです。この整備スタッフの制服は「つなぎ」と私たちは言っています。ちょっとカッコいいですよね!でも本当は、暑い日には暑く寒い日には寒いという、なんとも気の毒なことで・・・と思ってしまいます。

整備スタッフはお客様のおクルマを整備するわけですから、傷がつかないようにファスナーは隠れています。ベルトは傷をつけてしまうのでありません。上下一体のウエスト部分は締め付けてないので動きやすいです。
そしてオイルに強い素材です。まあこれが夏には暑い素材なのですが・・・。冬も上着としてチャックなど外に出るものは着れません。寒いので「つなぎ」のなかにトレーナーなど着ています。

ちょっとわかりづらいかもしれませんが、ペンを差すポケットは右腕についており、昔は工具など入れることもあった為かポケットはなんと8個もついています!!もちろんどのポケットにも金具は外に出ないようになっています。
「つなぎ」には
・動きやすい→車は多くの部品で出来ていますので配線修理などの細かい作業からタイヤ交換などの作業いろいろな動きに適しています
・洗濯しやすい→オイル付きの汚い作業着ではお客様に失礼ですから毎日洗濯します
・収納ポケットが多い→昔は工具など入れるためだったようですが今はペンなど入れます
・車に傷がつけにくい→お客様の大切なおクルマを傷つけないように
・やけどやケガから身を守る→狭いところに手を伸ばして作業することも多々あります
・帯電素材→静電気の発生は危ないです
などなどいろいろな条件をクリアした素材を使っており、整備スタッフの快適性は・・もちろん二の次です。(昔よりは快適になっていますけどね)

もちろん足元も危険にさらされるわけで、「安全靴」と言われる爪先に保護キャップが内蔵された靴を履いています。重いのか?と思いきやそうでもないそうです。
昔、日本の自動車整備士の「つなぎ」は白一色だったんですよ。洗濯をしてもオイルのシミは残るということでディーラーなどが目立たない色付きに変えて現在に至っているようです。そういえば白の「つなぎ」の同業者は、今ではほとんど見かけませんね。3年位前にトヨタ系のディーラーがデザイナーさんとのコラボで、ちょっとおしゃれな「つなぎ」にもなりましたよ。
作業着というのは、もともと1840年代アメリカのゴールドラッシュ時代(金を求めて開拓した時代)にでてきた「オーバーオール」がもとのようです。その後、あの有名なDickies社が石油労働者むけのワークウエアとして「つなぎ」を出したとも言われています。いまやDickies社もストリートカルチャーブームにのってファッションブランドとして有名ですよね。
余談ですが、昨年女性ファッションで流行った「サロペット」は作業着の「オーバーオール」がもとになっているんですよ。
服も時代とともに変化しておもしろいですね。
それでも「つなぎ」に身をまとう整備スタッフの暑い、寒いの苦悩は・・・まだまだ続きそう・・。

ということで、実は当店の工場には、数年前にエアコンの風が工場に流れるダクトを取り付けました。夏の暑さはここのところ尋常じゃないですからね。
熱中症にならないように、暑さでボーっとしてミスを起こさないように。
大切なお客様のお車をお預かりしておりますので、環境設備を整えております。
フォード岐阜はFORD認定サービスディーラーとして、整備スタッフもプロ意識をもってお仕事しております。
FORD車のことなら、ぜひ当店にご相談ください。